2013年3月15日金曜日

「台湾は日本の友人」安倍首相:震災追悼式欠席の韓国外交不在の危うさ





朝鮮日報 記事入力 : 2013/03/15 08:36
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/03/15/2013031500471.html

「台湾は日本の友人」 安倍首相が中国に反撃
震災追悼式に欠席の中国を非難
「われわれは礼儀正しくありたい」

 「台湾は大切な日本の友人。われわれは(中国とは異なり)礼儀正しくありたい」

 安倍晋三首相はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「フェイスブック」で、東日本大震災2周年追悼式を欠席した中国を非難する一方で、台湾を「友人」と持ち上げた。 
 読売新聞が14日付で報じた。中国は、日本政府が追悼式で、各国代表が献花する際に国名を読み上げる「指名献花」に台湾を加えたことに反発し、同式に使節を派遣しなかった。
 安倍首相は
 「台湾は東日本大震災の際に、どの国よりも多額の200億円の義援金を贈ってくれた。
 大切な友人である台湾に、感謝の意を込めて指名献花をしていただくことにした」
と述べた。

 民主党政権は昨年の追悼式で、中国を意識して指名献花に台湾を加えなかった上、台湾の代表の席を一般席に配置した。
 安倍首相は当時の民主党政権の対応について「台湾の人々の心を傷付ける非礼な行動」と非難。
 また、中国が追悼式を欠席したことについては
 「非常に遺憾」としながらも「われわれは(中国と異なり)礼儀正しくありたい」
と述べた。

 日本は中国と領有権争いを繰り広げる尖閣諸島(中国名:釣魚島)の問題で、台湾を日本側に引き入れるため、台湾との交渉も本格化させている。
 日本と台湾の両政府は13日、東京で、尖閣諸島周辺海域の扱いが焦点となる日台民間漁業協議の予備会合を開催した。


 韓国は東日本大震災2周年追悼式を欠席した。
 事務的手続きの不具合という理由をつけているが、おそらく中国の顔色を伺いながらの意図的な欠席であろう。
 その中国に真正面から反撃しているのが今の日本
 ということは、韓国は当然、日本の攻撃にさらされることになる。
 日本にとって
 「中国と韓国は敵性国家」もどき
になっていく。
 韓国は迷路に進んでいるような状態にある。
 日本がかくも中国に強くでるとは、思いもよらなかったのだろう。
 それが、最初の失敗であり、道を間違えたということだろう。
 「最初の一歩」を誤ったため、韓国はその誤った道筋を進んでいくしかなくなってしまった。
 外交とは周囲のバランスの上に成り立つ。
 一方に偏ったときは、至福か悲劇かの両極端のいずれかが待ち構えていることになる。
 台湾の馬英九は事件が起きたときは静観していた。
 そして、デモ事件で中国有利とみると、中国に歩み寄った。
 しかし、昨今は日本が強固な姿勢を崩さず、中国に対立するを日本国民が是としていることを読みとると、中国との関係に少し隙間を作りはじめてきた。
 これが外交というものだろう。
 今後、もし中国が盛り返してきたら、当然のことながら、その隙間を縮めることになる。
 外交というのはそういうものだ。
 それと比べると、
 韓国は外交を見失った、とみてよい。
 素直過ぎるというか、もしかしたらそこまで追い詰められており、余裕がなくなっているのかもしれない。




【 見えない歪み 】


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