2013年2月7日木曜日

NYを核攻撃、北朝鮮悪意のプロパガンダ映像



North Korean dreams of destruction of USA [English Subs][Deutsche Untertitel]


ニュースウイーク 2013年02月06日(水)16時41分
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/02/ny-2.php
カトリーン・ダーモディ

NYを核攻撃、北朝鮮悪意のプロパガンダ映像

ミサイル攻撃でニューヨークが火の海に? 
北朝鮮が公開したツッコミどころ満載のトンデモ妄想映像

 何かを的確に表現したいなら、簡潔な言い回しがベストだ。
 そして今日、最も物事の核心に触れる言い回しをしていたのは、テクノロジー専門ブログ「テッククランチ」の、以下のような言葉だった。
 「『ウイ・アー・ザ・ワールド』のピアノ演奏に乗せて、ニューヨークでミサイルが爆発するような妄想めいた悪夢的映像が見たければ、これを見ればいい」

 北朝鮮の祖国平和統一委員会のウェブサイト「我が民族同士」がYouTubeにアップしたこの映像には、次のような字幕が流れる。
 「アメリカのどこかから巨大な黒い煙が上がる」
 「悪の巣窟が、自らの放った火で燃え上がっているようだ」。
 実にダークではないか。

 とはいえ最悪なのは、このシーンや字幕ではない。
 それは北朝鮮の人々がアメリカの崩壊を望んでいるという事実かもしれないし、ゲームから盗用された映像が使われていることかもしれない。
 ニューヨークが核兵器によって破壊されるシーンの映像は、人気のシューティングゲーム「コール・オブ・デューティー」シリーズの「モダン・ウォーフェア3」で使用されているものだ。

 もしかすると最もひどいのは、映像のプロパガンダ的な内容と、BGMに選ばれた「ウイ・アー・ザ・ワールド」という歌に込められたメッセージがかけ離れているという皮肉かもしれない。

 いずれにしろ、この美しくも見た人を不安にさせる映像は、なかなか衝撃的なものだった。

 「ウイ・アー・ザ・ワールド」を愛するすべての人たちがどう感じたかは分からない。
 だが、この歌の本家のミュージックビデオほど、ささくれ立った心を和らげ、世界はそんなに不快な場所ではないと感じさせてくれるものはない。

 ライオネル・リッチーとスティービー・ワンダー、ブルース・スプリングスティーン、マイケル・マクドナルドたちの優しいハーモニーは、あなたの心の傷をいやしてくれるだろう。
 とくに、もしあなたが「悪の巣窟」に住んでいるのなら。



サーチナニュース 2013/02/06(水) 18:12
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0206&f=column_0206_034.shtml

北朝鮮団体がアメリカ爆撃の動画を公開 
→ 人気ゲームのパクリ映像だったことが判明!
→ 著作権侵害で削除

  先日、「ミサイルはアメリカが標的」と明言した北朝鮮。
 その北朝鮮でプロパガンダとして制作されたという動画がYoutubeにアップされ話題となっている。
 公開された動画はアメリカが火の海となるという衝撃的な内容。
 アメリカを挑発していると言っても過言ではないだろう。

  しかし、ここでもうひとつ衝撃が走った。
 そのメインであるはずの「挑発シーン」は北朝鮮製ではなく、人気ゲーム『コールオブデューティー』のシーンを無断使用していたというのだ。

  問題の動画を公開したのは北朝鮮のプロパガンダを発信しているチャンネル・Uriminzokkiriだ。
 元の動画は『コールオブデューティ』の販売元であるActivision社により著作権侵害が申し立てられ削除されている。
 しかし動画は世界中に拡散し、現在でもYoutubeなどで視聴することができる。

  動画では北朝鮮の青年が、キヤノンEOS20Dのもとでうたたねをしている。
 心ゆさぶるドリーミィなBGM。これはマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーらによるチャリティソング『WeAreTheWorld』である。

  だが、動画の内容はそんなドリーミィなものではない。
 笑顔の北朝鮮人が映し出された直後、アメリカのニューヨークらしき都市が爆撃を受け、火の海と化すのである。
 このシーンこそが『コールオブデューティ』の1シーンなのだという。

  このアメリカ爆撃映像は青年の見た夢という設定だ。
 しかし、動画の最後では青年がこの「美しい夢」が現実になることを信じていることが示唆されているという。

  この動画を見たネットユーザーは「クッソ笑った」、「こんなものを作って満足してるの?」、「アホか」、「安っぽい作りなぁ」などと飽きれ返っているようだ。

  内容も内容ながら、キヤノンのカメラが登場し、『WeAreTheWorld』が流れ、『コールオブデューティ』のシーンが使われるとは……これは北朝鮮流の挑発なのだろうか。
 ミサイル発言直後に公開されたこの映像。この「夢」が実現しないことを願うばかりである。

(文=澤井恵)
参照元:
Youtubeworldsubstance、china.com(中国語)、


NewYorkTimes(英語)
http://www.nytimes.com/2013/02/06/world/asia/north-korean-propaganda-video-imagines-attack-on-us.html?_r=0





【 見えない歪み 】


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