2013年1月13日日曜日

統一が前提なら:北朝鮮が勝つだろう

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サーチナニュース 2013/01/12(土) 17:39
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0112&f=national_0112_012.shtml

【中国BBS】韓国と北朝鮮が戦争になったらどっちが勝つと思う?

  中国大手検索サイト百度の掲示板に
 「韓国と北朝鮮が戦争になったらどっちが勝つと思う?」
というスレッドが立てられた。
 スレ主のこの質問に対して様々な回答が寄せられている。

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  スレ主は、第三国が介入せず、韓国と北朝鮮の2カ国のみで戦争になった場合、どっちが勝つと思うか、と質問している。
 寄せられたコメントを見ると、北朝鮮が勝つだろうという意見が多かった。

●・「2か国間なら、北朝鮮が間違いなく勝つね。
 北朝鮮軍は飼いならされているが飢えている。
 化粧をした男どもに負けるわけがない」
●・「疑問の余地なく北朝鮮が勝つ。
 以前にも勝っているし、北朝鮮はものすごく洗脳されていて命が軽い
●・「韓国は装備は良いとはいえ、北朝鮮は良く訓練されている。
 それにソウルは38度線から近いから、すぐに火の海になる。
 北朝鮮はいずれにしても悲惨なわけだから必死になるし

  ほかにも、
●.韓国は金正恩に滅ぼされるだろう、韓国兵は叩きのめされて韓国は10分で廃墟となるだろう、●.戦力のない軍隊が洗脳軍隊に勝てるわけがない、
などのコメントがあった。

  しかし、韓国が勝つという予測もあり、
●.「戦争になれば金正恩は父親と祖父に会うことになる」、
●.「韓国の戦闘機と軍艦は北朝鮮を圧倒している。
 それに戦争なれば北朝鮮人も韓国がいかに良い所かが分かるから、誰も北朝鮮のために命を賭けなくなる」
などのコメントがあった。

  ほかには、
●.装備の良い韓国が勝つとは限らないし、装備の悪い北朝鮮が負けるとも限らない、
というユーザーや、中国が台湾を攻撃しないのと同じで同胞と戦うことはないだろう、という意見、両者が戦っても勝者はいないというコメントもあった。


 中国の意見ということで「北朝鮮が勝つ」という方が多い。
 もしこの二国が戦争を始めたら、これは内乱なのか、それとも外国間戦争なのかわからなくなる。
 内乱的なら飢えたオオカミが肥えたブタを餌食するだろう。
 外国間戦争なら、韓国が北朝鮮を焦土と化すことによって韓国は生き残るであろう。
 この場合、同胞の殲滅ということを実行することになる。
 民族統一ということなら北朝鮮に分がある。
 北朝鮮の殲滅、つまり皆殺しということが可能なら韓国に分がある。

 韓国にそれができるか?
 できないなら朝鮮半島は北朝鮮によって統一されるだろう。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/01/13 07:55
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/13/2013011300098.html

【コラム】韓国人だけが知らない三つのこと

 資源外交の関係で開発途上国によく出張する韓国政府の関係者が、最近こんな話をした。
 開発途上国、中でも特にアフリカ諸国の官僚が
 「われわれから見て、韓国はこの上なくうらやましいほど高度成長を遂げたというのに、当の韓国人にはそういう認識がないようだ」
と語り、自分たちは分かっているが
 韓国人だけが分かっていない三つのこと
を指摘したのだという。

1. 韓国人は第一に、韓国がどれほど豊かなのかを知らないらしい。
2. 第二に、韓国がどれほど危険な対立状況に置かれているかを知らないようだ。
3. 第三に、隣国の中国や日本がどれほど重要かつ恐るべき存在かを認識できていないらしい。

 「開発途上国の立場から見ると非常に恐ろしい存在の中国と日本が両隣にあるのに、その両国を見下す国民は、韓国人しかいないだろう」

という。

 吹き出した直後にひやりとする、そんな鋭い観察だ。
 見方によっては、これは韓国が直面している状況を最も正確かつ辛辣(しんらつ)に表現したもので、韓国人としては図星を突かれた気分になる。

 第一の指摘は、韓国人が良い暮らしをしている問題、すなわち経済に関するもので、
 第二の指摘は、(隣に)火薬庫を抱えている韓国の安全保障に関するもの、
 そして第三の指摘は、韓国が隣国との外交で生き残れるかどうかに関するものだからだ。

 韓国が果たして豊かな国かどうかについて、韓国国民の中には同意しない人がいるという。
 それでも、開発途上国の人々の目に韓国は、経済協力開発機構(OECD)の加盟国で国民所得が1人当たり2万ドル(約175万円)を超える「不自由しない国」に見えるのだろう。
 良い暮らしについての基準は相対的なものだが、韓国人が自ら10-20年前と比べることはできるだろう。
 そうしてみると、貧しいという不平不満はあるものの
 「ぜいたくを持て余している」
といわれるのは、さほど悪い気はしない。

 問題は、第二の観察だ。
 世界の人々の目には、韓国人が極めて危険な「街」に暮らしているのに、当の本人たちは危機意識や不安感を抱いていないことが、奇異に感じられるという。
 長年危険にさらされたり慣れたりすると、誰もがその状況に無神経・無感覚になるものだが、自国の安全が懸かった安全保障上の「危険」に対して無感覚というのは、国家の存亡に関わる問題であり、国民の誇りに関わる問題でもある。

 およそ60年前の局地戦(朝鮮戦争)で前例のない数の死傷者を出しても、まだ「休戦」状態にある国、休戦ラインを挟んで南北で100万人規模の兵力がにらみ合っている国、
 南北それぞれの背後に米国と中国という世界最強の主要2カ国(G2)があぐらをかいている地域、
 北朝鮮の核の危険を頭上に載せて暮らしている核なき韓国、
 先軍政治で武装した世襲独裁国家が挑発(哨戒艦「天安」爆沈事件、延坪島砲撃事件)を起こす地域、
 そしてこうした状況にもかかわらず、南側で親北または従北(北朝鮮に追従する)勢力がさらに気勢を上げる「おかしな国」。
 韓国は、世界の人々の目にこのように映っているわけだ。

 にもかかわらず、新政権が発足しようかという時期に韓国国会が通過させた予算は、韓国政府の要求より約 3000億ウォン(約247億円)削減されており、しかも国防予算は各種の予算項目の中で最も削減幅が大きかった。
 これは金額の問題ではなく、国防予算が最も手軽な削減対象だという、安逸な安全保障意識を反映したものだ。
 三方が海に面した国として欠かすことのできない海軍基地(済州海軍基地)を一つ作るだけで、激しい騒動が何度も巻き起こるというこのあきれた状況を、開発途上国はもちろん、どこの先進国が理解できるだろうか。
 政権が変わるたび、北朝鮮の権力者と「握手」ができなくて気をもみ、カネで「平和」を買おうとする韓国の為政者のポピュリズムを、世界の人々がいぶかしく思うというのはあり得ることだ。

 第三に、北東アジアの歴史をよく知らない世界の人々、特に途上国の人々が、韓国の対日・対中関係を心配するのは無理のないことかもしれない。
 中国・日本との間で数百-数千年にわたり屈辱の歴史を経験してきた国として、韓国が中国・日本を敬遠し、不信を抱き、民族的拒否感を持つことは、時として中・日を軽蔑しているように見えることもあり得る。
 そしてそれが、特に実利もない虚勢と映るかもしれない。
 しかし韓国は、自国の未来まで過去の延長線上に置くような愚を犯すことはないはずだ。
 彼ら自身、植民支配の歴史を体験した弱小国・開発途上国で、生き残るために今の強者に依存せざるを得ない現実の中で生きている。
 ただ、途上国が韓国の対中・対日外交を注視するのは、つまり自分たちの大国外交の教訓にしたいからなのかもしれない。

 そうした意味で韓国は、何ら迂回(うかい)路や退路を用意せず、ひたすら「かんしゃくを起こして」派手な外交を展開するだけのレベルにとどまっていてはならない。
 時代が変わった以上、韓国が中国に朝貢し、日本が韓国の領土を侵略するといった過去の歴史はもう繰り返されないだろう。
 一方で、そんな未熟な結論が、経済的植民化や領土争いという、また別の形の問題や対立を呼び込むこともあり得る。
 世界の人々が韓国の経済・安全保障・外交に関心を示すほど、韓国は世界で頭角を現している。
 今こそ韓国は、世界の人々が「韓国人だけが知らない」と考える諸問題に、自ら答えを出せるようになるべきだ。





【 見えない歪み 】


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