2013年1月6日日曜日

韓国:「中国との関係をより密接にすることが唯一の選択だ」

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 韓国が「放火犯」引渡しを拒否したということは、日本と事を構えることに躊躇していないということであろう。
 ということは、朴大統領と日本が蜜なる関係を築くことはいまのところ、見通しが立たない、ということになる。
 韓国は中国の属国化しか生きる道がない状態にあるので、これは止む得ないだろう。
 日本は中国からの脱出を進め、ASEANへの投資が中国を上回るまでになっている。
 目先の利益を求める傾向の強い韓国にはこういうやり方はできない。
 日本のスタンスは「育てる」方式だが
 韓国は「摘みとる」方式だからだ。


朝鮮日報 記事入力 : 2013/01/06 09:48
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/06/2013010600142.html

【コラム】「辺境」で生き残るということ

 12年間にわたり海外を転々とし、祖国トルコに戻ってきた亡命詩人「Ka」(ケリム・アラクシュオウル)は「東端の国境の町で相次ぐイスラム教徒の少女たちの自殺事件を取材してほしい」と新聞社から要請を受け、国境の町カルスに向かう。
 Kaはそこに到着してすぐに自身の訪問を報じた、ある地方紙の記事を読む。
 3日に1回発行されるこの新聞は「Kaは劇場で未発表作『雪』を朗唱した」とKaの行動を予測して報じていた。
 劇場がどこにあるのかも分からないし、記事に登場する詩も書いたことがないKaはあ然とした。
 ところが不思議なことに数日後、Kaは新聞が予告した通りの劇場で『雪』を読み上げる。
 新聞社は「それがこの町に来たKaに定められた運命だった」とした。
 トルコのノーベル文学賞受賞作家オルハン・パムクの長編『雪』に出てくる話だ。

  Kaの奇妙な体験は、東洋と西洋の文明が出会う地域で混乱と葛藤(かっとう)を抱え生きていくしかないトルコ人の運命を象徴している。
 トルコで生まれた以上、その国の少女たちはヒジャブ(髪を隠すスカーフ)を取れという西欧式の学校の校則と、伝統に従えと要求するイスラムの教義の間で必然的に葛藤することになる。

 アジアの東端、韓半島(朝鮮半島)で暮らしている韓国人も状況は同じだ。
 韓国人も大陸勢力と海洋勢力がぶつかり合う韓半島で生まれたが故の、どうにもできない運命がある。
 韓国文学もそうした点に焦点を当ててきた。
 李文烈(イ・ムンヨル)の『辺境』、崔仁勲(チェ・インフン)の『広場』などには理念の衝突地帯で生きる韓国人の肖像が描かれている。
 『辺境』は父親が北朝鮮に渡ったため韓国に残された家族が崩壊していく悲劇の過程を、『広場』は南北どちらかの体制に属することを強要された若者の苦痛を描いた。
 トルコの少女たちがヒジャブを取るべきかどうか選択を迫られ悩むとしたら、李文烈と崔仁勲の小説で韓国人は南北どちらか選択しなければならないという問題に葛藤する。
 6・25戦争(朝鮮戦争)以降、60年間の韓国の歴史は、韓米同盟という囲いの中で生きることを保障され、発展することを選んだ韓国人が正しかったことを証明している。
 現在までは見事な成功を続けてきた。

 ところが、21世紀には中国が米国と並ぶ大国として「G2」と言われるようになり、韓国は米中どちらかを選択するのではなく、両国の間を綱渡りをしなければならないという新たな運命を迎えている。
 朴槿恵(パク・クンヘ)氏が大統領選挙で勝利すると、中国は祝電を送る一方で
 「中国との関係をより密接にすることが朴次期大統領の唯一の選択だ」
と強調した。
 これは、韓米同盟の枠組みを壊せとは言っていないものの、少なくとも韓米同盟と同様に韓国は中国に近づくべきという要求だ。
 米国も今後の韓米同盟は変化すると見ている。
 米国家情報会議(NIC)が10日に発表した「グローバルトレンド2030」は
 「韓国は南北が統一されれば米国の影響力から脱し、中国に接近する『戦略的調整』に出る可能性がある」
と見通した。
 北朝鮮が常に頭上にある状態で生きなければならない韓国が生存と平和を保障され、将来の統一を達成するには、韓米同盟を守りながらも、統一後は中国の良き隣人になり得ると強調する方向で、外交のすそ野を広げていかなければならない。



南日本新聞 ( 1/6 付 )
http://www.373news.com/_column/syasetu.php?ym=201301&storyid=45527

[額賀・朴会談] 関係修復へ課題は多い

 安倍晋三首相の特使として韓国を訪れた自民党の額賀福志郎元財務相が、朴槿恵(パク・クネ)次期大統領と会談。
 日韓両国の新政権発足を機に、島根県・竹島(韓国名・独島)問題などで冷え込んだ日韓関係を修復していくことで一致した。

 朴氏は会談で歴史・領土問題には踏み込まず、日本側に配慮を示したが、一方では旧日本軍による従軍慰安婦問題などを念頭に「歴史の直視」と「信頼構築の努力」が求められると指摘し、注文もつけた。

 首相は米国や韓国との関係改善を図り、沖縄県・尖閣諸島問題で対立する中国との関係を動かしたい考えだが、政権公約に掲げた集団的自衛権の行使容認や憲法改正などの動きを強めれば、韓国の協調を得ることは困難になる。
 関係改善の動きは歓迎できるが、課題は多く慎重なかじ取りが必要だ。

 現在の李明博(イ・ミョンバク)大統領は2008年の就任当初、日本との「未来志向」を強調していた。
 しかし11年夏に憲法裁判所が、韓国政府が元慰安婦らの賠償請求権に関する措置を講じてこなかったのは違憲との判決を下したことを受けて強硬姿勢に転じた。

 大統領は11年12月、京都で開かれた日韓首脳会談で、従軍慰安婦をめぐる問題の「早期解決」を要求した。
 日本側は、1965年の国交正常化に伴う日韓請求権協定で賠償請求権の問題は「完全かつ最終的に解決済み」との立場を説明したが、これに不満を表す形で大統領は昨年8月、歴代大統領としては初めて竹島に上陸。
 天皇陛下訪韓の条件として謝罪を求める考えも示し、日韓関係は急激に悪化し、冷却関係が続いていた。

  昨年末に安倍政権が誕生し、韓国でも保守系の朴氏が大統領選に勝利するなど、両国の政権交代を機に関係改善を模索する動きが出てきたのは当然の流れだろう。

 ただ、朴氏が求めた「信頼構築の努力」に、慰安婦問題への日本の新たな対応が含まれる可能性は否定できず、2月の大統領就任後対立の火種になる懸念がある。

 今月3日、ソウル高裁は東京の靖国神社に放火した中国人の劉強元受刑者について、中国の身柄引き渡し要求に応じる形で「政治犯」と認め、日本への引き渡しを拒否する決定を出した。
 韓国と、尖閣諸島の領有権を主張する中国との、歴史問題を絡めた「共闘」関係は当面続くものと見られる。

 韓国側に過度に弱腰な姿勢を見せれば、首相を支持する党内外の保守派が離反する恐れがある中でどのように韓国との関係を修復していこうというのか。
 安倍首相の力量が試されることになろう。


 父親の朴正煕は韓国の経済成長を実行するために、唯一の国に日本を選んだ。
 娘の朴槿恵はその経済を維持するのに、唯一の国として中国を選択した。
 日本は安定経済に入っており、成長経済は卒業してしまっている。
 それに比べると中国はまだまだ中進国であり、経済の「発展」という因子が残されている。
 韓国は外需に支えられている国である。
 そのためには発展中の外国の選ぶ必要がある。
 日本のように発展が終了し、安定先進国になった国には用はなくなっている。


サーチナニュース 2013/01/05(土) 10:43 
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0105&f=politics_0105_007.shtml

靖国放火犯の引渡し拒否、日韓関係改善ムードに影響か=中国

  韓国・ソウル高等裁判所が3日、2011年12月に靖国神社に火炎瓶を投げつけたとされる中国人男性の身柄を日本に引き渡さず、中国へ送還する裁定を下したことについて、中国メディア・中国新聞社は5日「日韓関係に変化が生じるかもしれない」とする評論記事を掲載した。

  記事は、日韓の新指導者が選挙によって決定し、双方が関係改善の意思を示す中で出た裁定により、
 韓国メディアからは「日韓間で外交摩擦が生じる」との意見が、
 日本メディアからは「韓国は対中関係を対日関係より重視しており、日韓関係は再度緊張状態に入る可能性がある」
との声が挙がったことを紹介した。

  その一方で、どのような裁定を下しても
 「日本と中国のいずれかとの関係が悪くなるのは避けられない」
ことから
 「法に沿って処理するという立場を堅持するほかなかった」という意見や
 、「単に拘留期限が迫っていたために出した裁定であり、外交的な意味を付けて考えるのは強引すぎる」
というソウル高等裁判所の関係者の話を伝えた。

  記事は最後に「日本で右翼勢力がはびこる中、今回の裁定は法的根拠のあるもので、民意や社会の期待に沿うものだった」と結論づけた。


 「日本と中国のいずれかとの関係が悪くなるのは避けられない
という状態にあるのが今の韓国である。
 日本をとるか、中国をとるか、となれば
 「中国が唯一適切な選択」
とならざるをえない。
 そして、その分
 「日本との\関係は悪化の道をたどる」
ことになる。  




サーチナニュース 2013/01/10(木) 10:39 
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0110&f=politics_0110_008.shtml

【中国BBS】韓国人の「滅ぼしたい国」の1位は? 中国の声

  中国大手検索サイト百度の掲示板に「韓国人が選んだもっとも滅ぼしたい国」というスレッドが立てられた。スレ主が伝えた情報について、中国人ネットユーザーからさまざまな感想が寄せられた。

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  最近、韓国のインターネット上で「もし滅ぼすとしたらどの国を選ぶか」というアンケートが行われた。
 選択肢は中国、日本、韓国、北朝鮮、オーストラリア、英国、米国、カナダ、ロシアの9カ国で、総投票数は8930票だった。
 結果は
 1位が北朝鮮(5065票)、
 2位が中国(2363票)、
 3位が日本(851票)
となった。

  アンケート結果について、中国のネットユーザーからは

・「日本が意外と低いな。やっぱり仲が良かったのか」
・「日本がずいぶん低いぞ。韓国人は何を考えているんだ?」
・「日本がこんなに低いなんておかしい」

  など、反日感情が根強い韓国において、日本に投票した人が少なかったことに対する驚きの声が多く寄せられた。また、1位が北朝鮮となったことについては「韓国人は北朝鮮を同胞とは思っていないのか?」という批判や、「北朝鮮を滅ぼしたいというのは当然のことだろう。南北統一したいのだから」と理解を示すユーザーもいた。

  また、中国と比較したコメントもあり「中国で同じアンケートをやっても、同胞である台湾が1位になることは絶対にない。だから韓国人は西洋に洗脳されているということだ」という意見や、「中国でアンケートしたら中国が1位になるだろうな」、「中国人が選ぶ、滅んでほしい国1位は日本に決まっている」などの意見もあった。

  ほかには、この種のアンケートは意味がなくつまらないというユーザーや、朝鮮半島は世界から消滅してほしい、韓国は滅んでほしい、韓国は世界の敵だ、韓国人は救いようがないなど、韓国を批判するコメントも多かった。






【 見えない歪み 】


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